こんにちは、みどきちです。
塾に入る前の学習カウンセリングでよくある話。
補習層のお子さんで「ウチの子、計算は大丈夫なんですが、文章題になると…」といったケース。
こういう場合、真っ先の疑うのは話の真偽で^^;
というのも、文章題ができない子に限って、四則演算の計算力(数への慣れとでも言いましょうか)が怪しい場合が多いからです。実際に確認をさせてもらうと、確かに答えは出せるけど、それは「なんとかできる」レベル。厳しいことを言いますが、それではダメなんですよねー
計算力は小学校低学年の頃にとにかく叩き込んでおかないと、学年が上がるにつれ行き詰まりが多くなります。これは算数に限らず、国語にも言えます。想像してみてください。基礎的な漢字を何度も練習した子、易しい文章をたっぷりと読んできた子とでは、成長した時に大きな差が生まれます。(必ずではありませんが、相関はあると思います)国語のテストの点数はそれだなりだけど、テスト以外のこと(例えば自由作文、小論文)をやらせてみると壊滅的だったりと・・・
(笑)
詰め込みの良し悪しは別として、学年が低いうちに文字の読み書き、計算はしっかりと基礎を作って欲しいと思います。小学校4~6年生になっても、怪しい場合はまだ取り返せます。今更・・・と思わず、根気よく基礎固めに向き合って欲しいです。
一方で、この基礎がなく中学生になってしまった子達。やることは同じで、基礎固めあるのみ。ただし、学年が上がるにつれプライドも高くなります。中学生になって小学校の計算問題なんて・・・と嫌がる子が大半ですよね・・・(そういう子に限って計算ミスが異常に多かったり、計算が遅かったり、文章題は読めても式ができない、数学アレルギー等、様々な副次的症状を引き起こします笑)
たかが計算、されど計算。